黒色便・タール便 Black_stool

「あれ、なんだか便が黒い…？」
普段と違う便の色に、驚きや不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか。その黒い便、もしかしたら体からの重要なメッセージかもしれません。
多くの場合、黒い便（タール便とも呼ばれます）は、食道や胃、十二指腸といった上部消化管からの出血を示唆しています。放置してしまうと、原因となっている病気が進行してしまう可能性もあります。
私たち、成増駅前内視鏡内科健診クリニックは内視鏡検査を専門とするクリニックです。理念である「安心・安全・笑顔」を第一に、皆様の不安に寄り添い、丁寧な対話を通じてお悩みを解消するお手伝いをいたします。
この記事では、黒い便の原因や、なぜ検査が必要なのかを分かりやすく解説します。どうぞご安心してお読みください。

タール便とは、まるでイカ墨や海苔の佃煮のように、どろりとした真っ黒な便のことを指します。

胃や十二指腸などから出血が起こると、血液が胃酸と混ざり合うことで酸化し、黒く変色します。これが便として排出されるため、黒い色に見えるのです。一方で、お尻に近い大腸などからの出血の場合は、胃酸と混ざらないため、赤い血便として出ることが多くなります。

当院は、病気を治すことだけが役割だとは考えていません。成増にお住まい、お勤めの皆様の「健康寿命の延伸」に貢献すること、それが私たちの最大の目標です。
健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことです。
胃がんや大腸がんは、早期に発見すれば、体への負担が少ない治療で乗り越えられる可能性が高い病気です。定期的な健診や人間ドック、そして何か症状があった時にためらわずに内視鏡検査を受けることが、がんから命を守り、皆様が長く笑顔で自分らしい生活を送るための鍵となります。
当院では胃カメラだけでなく、板橋区の皆様のための大腸カメラも実施しています。成増での健診や人間ドックも承りますので、お体のことで気になることがあれば、どんな些細なことでもご相談ください。