こんにちは、成増駅前内視鏡内科健診クリニックです。
「最近、お腹の調子が悪い…」「胃もたれがあって食事が楽しめない」「便秘や下痢が続いている」
このような消化器症状に悩んでいませんか?
「このくらいの症状で病院に行くべき?」
「なんて説明したらいいか分からない」と
受診をためらってしまう方もいるかもしれません。
しかし、消化器の不調は、単なる体調不良だけでなく、胃がんや大腸がんといった重大な病気のサインである可能性も潜んでいます。
今回は、消化器内科を初めて受診される方、またはしばらく受診されていない方が、よりスムーズに診療を受けられるよう、事前に準備しておくと良い情報についてお伝えします。
受診前に準備しておくと良いこと
事前にこれらの情報を整理しておいていただくと、診察がスムーズに進み、より的確な診断や治療方針の決定につながります。もちろん、すべて完璧に準備する必要はありません。お話しいただける範囲で構いませんので、ご自身の状態をお聞かせください。
1. 現在の症状について
最も大切なのは、今お困りの症状について具体的に教えていただくことです。
いつから症状がありますか?
例:3日前から、1ヶ月前から、半年前からなど
どのような症状ですか?
例:胃の痛み、吐き気、胸やけ、お腹の張り、下痢、便秘、血便、発熱など
痛みの場合は、「キリキリする」「ズキズキする」など、具体的な表現で教えていただけると、より的確な判断につながります。
症状はどのくらいの頻度で現れますか?
例:毎日、週に数回、食後だけなど
症状が出やすい時間帯や状況はありますか?
例:夜間、空腹時、食後、ストレスを感じた時など
症状以外に、何か気になることはありますか?
例:体重の減少、だるさ、食欲不振など
2. これまでの病歴・服薬歴について
正確な診断のためには、これまでの病歴や現在服用しているお薬の情報も重要です。
これまでにかかったことのある病気や手術の経験はありますか?
特に、胃や腸に関する病気(胃潰瘍、逆流性食道炎、大腸ポリープなど)があれば教えてください。
緑内障と診断されていますか?
緑内障には「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」の2つのタイプがあります。通常の内視鏡検査で使用する薬剤の中に、「閉塞隅角緑内障」の方には使うことを推奨されない薬剤があります。緑内障の方は自分が「閉塞隅角緑内障」というタイプではないかどうか事前に確認して、検査当日までに教えてください。
現在服用しているお薬はありますか?
処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントも含めて、お薬手帳などがあればお持ちください。
アレルギーはありますか?
薬や食物など、アレルギーをお持ちの場合はお知らせください。
ご家族に、同じような症状の方や消化器系の病気の方はいらっしゃいますか?
遺伝性の病気や、生活習慣に関連する病気を特定する上で役立つことがあります。
3. 生活習慣について
日頃の生活習慣が消化器の症状に影響を与えていることも少なくありません。
食生活について
食事の時間、内容(偏りがあるか、脂っこいものが多いかなど)、飲酒の有無や量など
喫煙習慣
排便状況
排便の回数、便の形状、色など、気になることがあればお伝えください。
4. その他
健康診断の結果など、もしお持ちであればお持ちください。
特に、胃がん検診や大腸がん検診の結果などがあれば参考にさせていただきます。
当院で受けられる検査について
当院では、患者さまの症状やお悩みに合わせて、主に以下の検査を行っています。
胃カメラ(胃内視鏡検査)
胃の不調にお悩みの方に、当院では苦痛を抑えた胃カメラ(胃内視鏡検査)を提供しています。胃の痛みや胸やけが続く方、逆流性食道炎や胃潰瘍、早期胃がんなどが疑われる方はご相談ください。
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
便通異常や腹痛にお悩みの方に、当院では患者さまの負担を軽減した大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を行っています。便秘や下痢が続く方、血便が出る方、大腸ポリープや大腸がんなどが心配な方はご相談ください。
各種エコー検査(超音波検査)
腹部の不調をはじめ、さまざまな身体の変化に対して、当院では複数のエコー検査(超音波検査)を行っています。放射線を使わないため身体への負担が少なく、痛みのない検査で、内臓や血管の状態を詳しく確認できます。まずは、お気軽にご相談ください。
健康寿命の延伸を目指して
「健康寿命」とは、心身ともに自立して健康的に生活できる期間を指します。胃がんや大腸がんは、早期発見・早期治療ができれば治癒率が高く、健康寿命を長く保つことにつながります。
「まだ若いから大丈夫」と過信せず、少しでも気になる症状があれば、放置せずに専門医に相談することが大切です。
当院では、内視鏡専門医が、患者さま一人ひとりに寄り添い、丁寧な診療を心がけています。
「こんなこと聞いていいのかな?」と思うような些細なことでも構いません。
ご自身の身体のサインを見逃さず、どうぞお気軽にご来院ください。
ご予約やご相談については、WEB予約または、お電話にて承っております。