はじめての内視鏡ガイド|内視鏡って何?不安を安心に変えるお話
こんにちは!成増駅前内視鏡内科健診クリニックの看護師Sです。
日中の寒さが和らいで、春の気配を感じるようになってきましたね。
「内視鏡検査」と聞いて、「痛そう」「苦しそう」といったイメージや、「そもそも内視鏡ってなに?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
今日は、そんな方にぜひ知っていただきたい、「内視鏡について」を看護師が解説します!
この記事を通して、内視鏡の仕組みと、私たちが安心・安楽な検査にどれほどこだわっているかが、皆さんにお伝えできれば幸いです。
そもそも、内視鏡ってなに?
内視鏡は、ひとことで表すなら「先端に小さなカメラがついた、細くて柔らかいチューブ」です。
今のカメラは驚くほどスリムになりました。
直径約1cmという細さの中に、スマートフォンの最新レンズ技術や、光を届けるガラスファイバーがぎゅっと詰め込まれています。
指先ほどの細さに最先端の技術が凝縮された、まさに精密機械です。
この進化のおかげで、体に負担をかけずにお腹の中を隅々まで見渡せるようになりました。
暗いお腹の中が、綺麗に見えるひみつ
光が届かないお腹の中は、本来真っ暗です。
そこを照らし出すのが「ガラスファイバー」という、ガラスを糸のように細くした繊維です。
装置から送られる強力な光がこの繊維を通って、体内を隅々まで明るく映し出します。 先端のセンサーが血管の細かい模様まで鮮明に捉えるので、お腹の中を直接目で覗いているような精度で確認できます。
実際に、内視鏡がどのくらいの明るさでお腹の中を照らしているのか、スマートフォンのライトと比較してみました。
スマートフォンの明かりだと、室内全体を明るくするには少し物足りなく感じられます。
胃カメラの明かりは、室内を、まんべんなく明るく照らしています。
胃はこの部屋より狭い空間のため、光が集中し、さらに明るく照らされます。

スマートフォンと並べてみると、胃カメラの明かりが非常にまぶしく見えることが分かります。
この明かりのおかげで、光の届かないお腹の中をまるで直接見ているかのように観察できるのです。
さらに、当院では「NBI(狭帯域光観察)」という特殊な光も活用しています。
血管を見やすくする特殊な光を当てることで、通常の光では見えにくいような小さな変化も浮かび上がらせ、見つけやすくしてくれる心強い機能です。
お腹の中を、どうやって進むの?
胃や腸は曲がりくねっていますが、内視鏡は医師の手元のレバー操作で、上下左右に自由自在に曲がります。医師はこのアングルを繊細に操りながら、壁に当たらないよう滑らかに、優しく進めていきます。
私たち看護師は、内視鏡の進みや患者様の様子をすぐ隣で見守りながら、安楽に検査を受けていただけるようサポートしています。
「見つける」だけでなく「その場でできる」のが強みです
内視鏡の強みは、お腹の中を見るだけでなく、その場で直接処置ができる点です。
たとえば大腸カメラの場合、将来がんになるかもしれないポリープを見つけたら、その場で切除することも可能です。(※医師が切除可能と判断した場合に、保険適応にて行います)
後日に改めて手術を受ける必要がなく、検査と治療が一度に完結するのは、内視鏡の大きな強みです。お仕事で忙しい皆さんにとって、検査と手術で2日間の休みを取るのは大変なことだと思います。
検査と処置を一度で行うことで、以下のメリットがあります。
お仕事やプライベートへの影響を最小限に抑えられます。
- 後日改めて手術を受ける手間がありません。
土日も内視鏡検査を行っています。
平日に有休を取得する必要はなく、週末を利用して検査を完結することができます。
ご希望に応じて鎮静剤の使用をご提案しております。
鎮静剤を使用することで、検査中にウトウトとお昼寝しているかのような状態となり、嘔吐反射(オエッとなる感じ)も起こりにくくなるなど、患者様の負担軽減に努めています。安全を最優先に、消化器内視鏡専門医が、患者様お一人おひとりの体調に合わせて鎮静剤の量を丁寧に調整し、細心の注意を払って検査を進めております。
検査中は私たち看護師がずっとそばにいて、患者様の様子をリアルタイムで確認しながら見守ります。背中をさすったり、優しくお声がけをしたり、不安を和らげるお手伝いを全力でさせていただきますね。
成増駅から徒歩すぐの、当院の内視鏡室です。木目調の壁紙は温かみがあって、病院特有の緊張感を和らげてくれます。
皆さんに少しでもリラックスしていただけるよう、このような空間づくりを大切にしています。
最後に
この記事を通して、内視鏡に対する皆様の漠然とした疑問や不安を少しでも解消し、負担の少ない検査のための当院のこだわりが伝わっていれば幸いです。
「検査が必要かもしれないけど、勇気が出ない……」と迷っている方にこそ、私たちは寄り添いたいと思っています。
不安を抱えたまま過ごす毎日は、心に大きな負担となってしまいます。
この記事を読んで「一度相談してみようかな」と思われたなら、それがご自身の健康を守るためのベストなタイミングかもしれません。
板橋区、成増、和光市、練馬区周辺で、お腹の調子や健康診断の結果が気になっている方。 一人で悩まずに、成増駅前すぐの当院へ足を運んでみてください。
皆さんの心に寄り添うスタッフが、笑顔でお待ちしています。
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〈記事監修〉
成増駅前内視鏡内科健診クリニック 院長 町田 雄二郎

経歴
| 2012年 | 慶應義塾大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2012年 | 平塚市民病院 初期臨床研修医 |
| 2013年 | 慶應義塾大学病院 初期臨床研修医 |
| 2014年 | 慶應義塾大学病院内科学教室 内科専修医 |
| 2015年 | 東京都済生会中央病院 総合診療内科 医員 |
| 2016年 | 慶應義塾大学病院内科学教室(消化器)助教 |
| 2023年 | 川崎市立川崎病院消化器内科 副医長 |
| 2024年 | 川崎市立川崎病院消化器内科 医長 |
| 2025年 | 練馬光が丘内科内視鏡クリニック 常勤医師 |
資格・所属学会
- 日本内科学会
・内科認定医
・総合内科専門医 - 日本消化器病学会
・消化器病専門医 - 日本消化器内視鏡学会
・消化器内視鏡専門医 - 日本肝臓学会
・肝臓専門医 - 日本胆道学会
・胆道指導医(内視鏡) - 難病指定医
-
がん診療に関わる医師に対する緩和ケア研修修了
-
厚生労働省指定オンライン研修終了